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南海地震に備えて~大阪赤十字病院で災害訓練を実施~

2013.10.03

10月1日、大阪赤十字病院で平成25年度院内災害訓練が行われました。本訓練は午後から病院業務を全て停止し、全職員が参加する大規模な訓練となっています。今回は南海地震が発生したとの想定で行われ、病院職員に加え、大阪府警や大阪市消防局など約2,500人が参加しました。

訓練について参加者が事前に伝えられた情報は災害の想定のみであり、傷病者の位置や人数、傷病の内容などは伝えられていないため、どのように対応するかはその都度判断する必要があり、本番の災害時と同じ状況で訓練を行いました。

(写真左:消防が被災現場から傷病者を救助し、病院に搬送します)

 

今年度の訓練は、8時30分に地震が発生し、5時間後という設定で訓練を実施しており、患者の受け入れ態勢完了後の対応を検証しました。

訓練が始まると同時に、消防、警察が被災現場に到着し、建物やがれきの中から傷病者の救出を行い、救出した傷病者を病院に搬送しました。

病院の入口では、トリアージを行い、それぞれの症状に応じて、重、中、軽傷それぞれのエリアに振り分け治療にあたりました。重症患者のなかで緊急手術が必要な患者は手術場で受け入れ、手術が行われるまでの行程を確認していました。

(写真右:病院の入り口で、トリアージを実施し、搬送先を決定しています)

 

※トリアージ…人材、資源の制約の著しい災害医療などにおいて、最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定すること。

 

実際の災害に遭遇したときに早急に対応にあたるためには、災害時のシステムの構築やガイドラインの整備に加え、職員の災害に対する意識が重要になります。

日本赤十字社では今後も災害に備えて訓練を重ね、職員の意識、救命技術の向上に努めてまいります。

(写真左:傷病者の手当てを行っています)

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