日本赤十字社 大阪府支部

お知らせ

HOME活動情報一覧 >海難事故における救命技術の向上へ

海難事故における救命技術の向上へ

2012.07.13

大阪海上保安監部と日本赤十字社大阪府支部は、6月29日に57年ぶりに協定内容を見直した「災害救助業務等に関する相互協定書」を締結しました。

7月12日に新協定書に定めた平時における連携強化(顔の見える関係)として、当支部から救急法の指導員を派遣し、大阪海上保安監部の職員35名へ心肺蘇生の講義と実技を盛り込んだ訓練を実施しました。

本訓練は、一般向けの心肺蘇生(AEDの使い方含む)にとどまらず、溺水傷病者への処置の方法、五感を使ってのバイタルサインチェック(複数疾病者の優先順位判断)、トリアージなど、最前線で働く海上保安官に適した内容を盛り込みました。

(写真右:講義を行う山中指導員(大阪赤十字病院看護師))

まず講義では、溺水傷病者の観察と対応の仕方、呼吸や血圧から傷病者の緊急度と重傷度を見分ける方法を説明しました。

それらを踏まえて、トリアージ(※)の説明が行われ、実際に傷病者と救護者に分かれ、本番さながらにトリアージを行いました。

※ トリアージとは

人材・資源の制約の著しい災害医療などにおいて、最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定すること。

(写真左:トリアージを行っています)

 

次の実技では、心肺蘇生とAEDの使い方を学び、実際に胸骨の圧迫を行い、AEDを使用するなど非常時の現場を想定した訓練となりました。胸骨の圧迫の際には、海上保安官の手にも力がこもり、絶対に諦めず救命するという姿勢を感じることができました。

大阪海上保監部と日本赤十字社大阪府支部は、今後とも合同訓練等を行い、連携を深めていきます。

(写真右:胸骨の圧迫とAEDの操作を行っています)

一覧に戻る
ページの先頭に戻る